『バチスタ』のテレビドラマ化が決定したが、直前の取材で「犯人...
『バチスタ』のテレビドラマ化が決定したが、直前の取材で「犯人が変わる」と聞かされ驚く。プロデューサーは仲介者に了解を取ったというし、もともと面白ければ何でもいいというスタンスなのでゴネるつもりはなかった。(P143)コメントする | ReTweet
View Article当時の放射線科医の認識として、Ai導入は「降りかかる火の粉」...
当時の放射線科医の認識として、Ai導入は「降りかかる火の粉」だとの発言に、「ウワサの火の元です」と言ったらウケた。(P143)コメントする | ReTweet
View Article海堂尊講演会なのに、海堂既読率二割とはなんたることと憤慨し、...
海堂尊講演会なのに、海堂既読率二割とはなんたることと憤慨し、同時にまだ売れる可能性があると思った。「大ファンで全作品読んでます」とコメントをくれたのに、平然と①「Aiという言葉を知っていますか」という質問にノー、と答えてくる人が少なからずいたのには途方に暮れた。(P145)コメントする | ReTweet
View Article願い事は叶う。ただし半分だけ。（『チーム・バチスタの栄光』海...
願い事は叶う。ただし半分だけ。（『チーム・バチスタの栄光』海堂尊より）。 でもまあ、半分叶えばよしとしようか。(P0)コメントする | ReTweet
View Article私の作品群の特徴は、対になっていることである。執筆時期が重な...
私の作品群の特徴は、対になっていることである。執筆時期が重なったり、意図が重なる。ちょうど、陽電子と陰電子の生成に似ている。(P150)コメントする | ReTweet
View Articleかつてきいた出版関係者の知り合いの言葉を思い出す。「今や単行...
かつてきいた出版関係者の知り合いの言葉を思い出す。「今や単行本は雑誌と同じサイクルだから、気に入った本はすぐ買わないと、あっという間に姿を消してしまいますよ」(P154)コメントする | ReTweet
View ArticleIは虚数（imaginary number）で、いみじくも虚...
Iは虚数（imaginary number）で、いみじくも虚数の虚とは、想像力のimagenationと共通の語源を持つ。(P155)コメントする | ReTweet
View Article日本社会は、東京－地方、の一対一対応でできている。例えば東京...
日本社会は、東京－地方、の一対一対応でできている。例えば東京－千葉、東京－群馬、東京－愛媛、東京－鹿児島、といった具合だ。この関係は強固で、地域同士の連携、例えば千葉－茨城というような関連は、驚くほど低い。(P157)コメントする | ReTweet
View Article児童向けなので毎回、当時小学生だった娘に読ませ感想を聞いた。...
児童向けなので毎回、当時小学生だった娘に読ませ感想を聞いた。「何だかよくわかんない」という何だかよくわからない感想をもらった時が大変で、面白かったというまで直し続ける。(P165)コメントする | ReTweet
View Article子どもは難しいことがわからないのでなく、不明瞭なものがわから...
子どもは難しいことがわからないのでなく、不明瞭なものがわからない、ということを悟る。(P165)コメントする | ReTweet
View Articleいいかげんな男とは、実に貴重な存在だ。ソウイウ人ニ私ハナリタ...
いいかげんな男とは、実に貴重な存在だ。ソウイウ人ニ私ハナリタイ。(P169)コメントする | ReTweet
View Articleこの物語は大変な幸運に恵まれている。私は産婦人科は専門ではな...
この物語は大変な幸運に恵まれている。私は産婦人科は専門ではないので、細部に不安を抱えていたが、偶然、かつての同僚の助産師Mさんと街で再会した。これ幸いとゲラを渡し、専門領域を手直ししてもらった。いくつか参考になるアドバイスを受けた。何てご都合主義な、と思われるだろうが事実である。(P169)コメントする | ReTweet
View Article少なくとも私を取り巻く編集者の中では一、二を争う常識人で、ま...
少なくとも私を取り巻く編集者の中では一、二を争う常識人で、まっとうな人物である。どれくらいまっとうかというと、私がプライベートに海堂リスクマネジメント委員会委員長に任命するくらい、まっとうな人である。(P173)コメントする | ReTweet
View Articleブルーバックスだから本名でやらなければならないのでは、と伺う...
ブルーバックスだから本名でやらなければならないのでは、と伺うと、きっぱり「いえ、海堂さんのほうで」と即答した。「その方が売れますから」。そりゃそうだ。(P173)コメントする | ReTweet
View Article「週刊朝日」担当Fさんは、私のわがままに振り回された御仁のひ...
「週刊朝日」担当Fさんは、私のわがままに振り回された御仁のひとりだが、記者あがりでなかなかしたたかで、『死因不明社会』の書評を掲載してくれるという甘言で誘い、思う存分、紙面で私に対する印象を語って憂さを晴らしていた。(P177)コメントする | ReTweet
View Article始末が悪いことに、その書評は他社の担当編集さんたちにバカウケ...
始末が悪いことに、その書評は他社の担当編集さんたちにバカウケしていたらしい。うーむ。(P177)コメントする | ReTweet
View Article掲載紙は、月刊誌の場合出版前に送られてくるが、週刊誌は書店販...
掲載紙は、月刊誌の場合出版前に送られてくるが、週刊誌は書店販売二日後に届く。だからコンビニ店頭が先になる。深津千鶴さんのイラストが楽しみで、駅の売店でちら見をしていた。気がつくと連載を立ち読みしてしまう。自分が書いたはずなのに……。バカである。(P177)コメントする | ReTweet
View Article超えられない苦難は訪れない、というポリシーで世を渡ってきた私...
超えられない苦難は訪れない、というポリシーで世を渡ってきた私の美点が発揮され、「考えてみます」という返事をしたのであった。ミステリー短編のストックもトリックのネタもない状態で、である。われながら無謀である。(P179)コメントする | ReTweet
View Article後にテレビドラマ『相棒』で、似た物語が放映され、ひょっとして...
後にテレビドラマ『相棒』で、似た物語が放映され、ひょっとして原案っぽく使ってくれたかな、などと思ったりしたが真相は定かではない。(P0)コメントする | ReTweet
View Article内閣府が主導する省庁横断の「死因究明に関する検討会」に召還さ...
内閣府が主導する省庁横断の「死因究明に関する検討会」に召還されるという場面で終わる。 実はこうした会議でもなければ日本の死因究明制度は機能しないだろうと考えて創作したのだが、その会議が実存していることを知って驚いた。何と相当する会議から講演依頼が来たのだ。(P182)コメントする | ReTweet
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